友人のブログで、「1曲だけ選べ」っていうテーマの文章が書かれてるのを読んで、こんなブログをやってる僕としては、思わず考え込まざるを得ませんでした。レコガール風に言うと「つ、ついに来た!! 『無人島レコード質問され日』が!!」という感じですが、アルバムどころか曲単位の話ですからねえ。アルバム一枚選ぶんだったら、十秒くらい考えるふりをして「……やっぱり……『リボルバー』……か、な……」って答えることに決めてるんですが。
さて「1曲だけ選べ」の意味が、「自分史にとって最重要曲」ならば、あっさりRCサクセションの「わかってもらえるさ」で確定です。アルバム『EPLP』一曲目のこの曲にシビれた瞬間からRC信者となり、その結果、リスナーとしては「リアルタイム追いかけ系」ではなく「過去の音源発掘系」の道を選ぶことになったのですから、これはもう人生を変えた一曲、といっても全然過言ではありません。 が、そうした意味を含めなければ、1972年のこの作品。オージェイズの「ラヴ・トレイン」。これに決まりです。リズム、メロディ、ヴォーカル、サウンド、そのすべてが満点なんですから。十年前に初めて聴いた時に感じた高揚感を、いつでも感じられる曲。 評論家風に言うと、フィリーソウルの代表曲というばかりでなく、ブラックミュージックが巨大なカルチャーになっていく、その瞬間を捉えた永遠の名曲。更に、このキック四つ打ちのスタイルがディスコ〜ハウス〜クラブミュージックという大きな潮流の原点になっている意味でも、ポピュラー音楽史的に重要な一曲です。 では、アマゾンの試聴はこちらからどうぞ!
by tablerecords
| 2005-03-17 17:44
| Black Music
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