ビリー・プレストン
c0059851_17245817.jpg「『ゲット・バック・セッション』に参加してた人」「ストーンズのバックでキーボード弾いてた人」という、それまでのビリー・プレストンに対する認識を改めたのは、実はごく最近のことです。

今年の3月頃、知人からジョージ・ハリスン『バングラディシュ・コンサート』のDVDのサンプル盤を貰ったんですが、そこでビリー・プレストンのオリジナル・ナンバー「ザッツ・ザ・ウェイ・ゴッド・プランド・イット」という曲がプレイされているんです。

ビリーのヴォーカルを聴いたのは初めてでした。思ってたよりも全然上手いのと、ダニー・ハサウェイとの類似性に驚きました。ダニーほどではないにせよ、フレーズの最後に余韻を持たせるところと、ノドの使い方が似てる。

この『バングラディシュ・コンサート』は71年で、ダニーの有名なライヴ盤と同じ年ですから、この新しい唱法が、黒人の間で同時発生的に広がっていたことを伺わせます。スティーヴィー・ワンダーも同様の唱法です。いわゆる「ニューソウル」ですね。これを聴いて、ビリー・プレストンって、当時を象徴する新世代の黒人シンガーだったんだなあ、と認識を改めた訳です。

この曲のラスト、感極まってステージ最前列に飛び出す直前のノドを絞り出すようなシャウトは、まるでK-Ciやアーロン・ホールのようで、このヴォーカル・スタイルが90年代以降のR&Bシンガーに受け継がれていくことを示しています。

まあそんな理屈は抜きにしても、ビリーの「ザッツ・ザ・ウェイ・ゴッド・プランド・イット」のパフォーマンスは素晴らしく、ジョージとボブ・ディランの共演なんかより、この曲ばかりリピートして観てました。

そして、この曲をはじめ、きちんとビリー・プレストンの作品を聴いてみたいなあ、でもiTMSに入ってないなあ、今度ツタヤで探してみようかなあ、と思っていた矢先に、彼の訃報を聞いたのでした。

※追記
何かと話題のYouTubeにこの映像がありました。
http://youtube.com/watch?v=VizaIB-Wwx0&search=billy%20preston
[PR]
by tablerecords | 2006-06-09 17:27 | Black Music
<< オフコースの「パクリ」 キンクスの1stアルバム >>



音楽について幅広く語りたいblog
by tablerecords
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
プロフィール&管理人関連リンク
ここで偉そうなこと言ってるヤツがどんな音楽をやっているのか……Table Recordsのサイトにぜひ一度訪れてみてください。

Table Records

旧音楽日記
04/2/25〜05/2/15までここで日記をつけてました。




昨日

今日

最新のトラックバック
やっぱ質は落とせないっし..
from 宇宙規模の団長
なぬーーーーー!!!!
from あぶらだ
ビー!ビー!ビー!
from 世界の師匠
うっっっほっほっっ!
from どう見てもゴリラ
これなんて錬金術??
from クリトリーズ
しゅおおぁあああ!!!!!
from さとすぃ
男だけど潮ぴゅっぴゅした..
from ゴリラーノ
金払って風 俗って(^ω^;
from いいぱんこ
ちょおおww 皮www
from けんじ
ムラムラ村!!!!
from インパクトある中年
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


Skin by Excite ism