ちょっと更新が途絶えていた間、ヘヴィロテだったのは、ビートリーな(ビートルズっぽい)雰囲気の次の2曲。
------------------------- ■ジュビリー/くるり この夏に出たアルバム『ワルツを踊れ』からシングルカットされた曲。最近、ツール・ド・フランスを見るためにスカパーに加入したのですが、音楽チャンネルでヘヴィロテだったこの曲にグッと惹かれて、ツタヤに並ぶと同時にレンタル。 いやー、この「ジュビリー」、5年に1曲に出るか出ないかってくらいの大名曲ですね。美メロに被さったオーケストラ、非ダンス系&いい感じで遊んでるドラム、アウトロのサイケさ……僕が考える「ビートリー」という概念を具体化したような曲です。ビートルズ・ファンにはマジおすすめ。 ■Komm,susser Tod(甘き死よ来たれ)/ARIANNE 97年の劇場版『エヴァンゲリオン』のエンディングテーマらしいのですが、僕にとっては、2ちゃんねる閉鎖の危機をUNIX板の人々が救った事件を描いた感動的なフラッシュのBGMといった方がピンときます。最近、ようやくiTSで見つけて買えました。 これはネット上では良く「『ヘイ・ジュード』に似てる」というレビューを見かけますが、どうなんでしょうか。 僕はこの曲の2年前に発表された「フリー・アズ・ア・バード」の影響が大きいのではないか、と思いましたね。楽曲自体は全然似てませんけど。スネアの音色が異様に似てます。97年という、スネアの音質/音量が最も軽かった時期に、この重いスネア。これは完全に「フリー・アズ・ア・バード」を意識していると思う。あと、時折入るスライドギターっぽい音色も。 ------------------------- 「ビートリー」って言葉、僕は何気に使っちゃいますけど、微妙ですね。先ほど「ジュビリー」の時に書いたように、僕がビートリーだと思う曲ってのは、 ■ドラムがダンスミュージック寄りではない ■タムとスネアの回し方/遊び方がリンゴっぽい ■三声以上のコーラスワーク ■ロックな楽曲にオーケストラがサイケ的に上手くかぶさっている ……という感じなのですが、こういう定義だと、むしろ「オアシスっぽい」と言った方が早いかもしれない、という逆転現象が起こってますね。 そういう観点から、ビートルズの中で最もビートリーな曲だと思うのは(オーケストラは入ってないけれど)、「レイン」です。
by tablerecords
| 2007-10-05 15:37
| J-POP
|
カテゴリ
以前の記事
2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 プロフィール&管理人関連リンク
ここで偉そうなこと言ってるヤツがどんな音楽をやっているのか……Table Recordsのサイトにぜひ一度訪れてみてください。
Table Records 旧音楽日記 04/2/25〜05/2/15までここで日記をつけてました。 昨日 今日 最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|