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追記:アエラ「一行コピー」の非常識
しつこくてすみませんすみません。

先日アップした自分の文章を改めて読んでみて気付いたんですが。

俺、駄洒落ってことに怒ってるんじゃなかったです。アエラのブログに別の候補として挙がっていた「清志郎、治療しよう」だったら電話なんてしてないですから。駄洒落抜きで、言っている内容が酷いんだってことに気付きました。

駄洒落の要素を抜いて「今はいい治療法もあるし」ってコピーだったと仮定して考えてみましょう。

今の段階では、詳しい病状と治療プロセスは、本人や家族、医師をはじめとする関係者しか分からないのです。だから僕は「命はもちろん、声はどうなるのか、自転車には乗れるのか、何かを失うことにならないのか」って心配してる訳です(恐らく多くのファンも)。

それなのに、「今はいい治療法もある」から何だっていうんでしょうか? どんなにいい治療法があったって、本人の症状に効果がなかったら意味ないじゃないですか。治療法と症状がうまく噛み合うかどうかが最大の焦点なのに、無責任なこと言うなってんです(しかも駄洒落!)。

結局、このコピーを書いた人は「あーるしー」って言いたかっただけなんじゃないですか?

要するに、こういう適当で無責任でいい加減なことを、しかもつまらない駄洒落という最悪の方法で表現されているため、瞬間的に「血が沸騰するほどの怒りを覚えた」んだということが判明いたしました。

ところで、前回のエントリー、8/6の日曜日にアエラのブログにトラックバックを送ったんですが、8/8現在、反映されておりません。私企業が運営する営利目的のブログですから、チェックが入るのは当然だと考えますが、ずいぶん基準が厳しいんですねo(^-^)o
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by tablerecords | 2006-08-08 22:54 | others
アエラ「一行コピー」の非常識
7月25日の夕方、朝日新聞社の週刊誌「アエラ」の編集部に電話しました。新聞に掲載されていた広告中のアエラ名物「一行コピー」に、こう書かれていたからです。

「いまはの、いい治療もあーるしー。」

読んだ瞬間、血が沸騰するほどの怒りを覚えました。俺、活字を見ただけでこんなに逆上したのは生まれて初めてかもしれない。

何のことか分からない方に説明すると、この一行コピーは先日、自身が喉頭ガンに冒されていることを公表した忌野清志郎氏を題材にしたもの。「今は、いい治療法もある」という意味のことを、「いまはの=忌野」「あーるしー=RCサクセション(忌野氏がかつてリーダーを務めていたバンド)」にかけた駄洒落なんですが、

面白いですか?

50代半ばという若さでガン告知を受け、これから闘病生活に入る人に対して、この駄洒落。もちろん、揶揄するつもりでは無いことくらいは分かります。恐らく励ましのつもりなのでしょう。しかし、ガンに冒されている人を、駄洒落で励ましますか、普通?

良識派ぶるつもりはありません。僕は25年来の清志郎ファンであり、今回の件では自分がガン告知を受けたような感覚に陥るくらい感情移入していること(この件をきっかけに、20年以上吸っていたタバコを止めました)。そして好きだった義母を乳ガンで亡くしていること。そうした個人的な理由で、このコピーに過剰に反応しているのかもしれない、とも思いました。

なので、朝イチに読んだ時、怒りに任せて編集部に電話するのは我慢し、昼にもう一度読んでみました。その時は「書いた人は励ましのつもりなんだろうな」と思い、電話するのは止めました。

夕方、もう一度読んでみました。やはり、この一行コピーはおかしい。常識から外れている。そう判断して、アエラの編集部に電話を掛けました。

アエラ編集部の電話番号を探すのも面倒なので、朝日新聞の大代表電話の番号に掛けると、あっさりアエラ編集部に繋がります。そして、「今週の一行コピーについて伺いたいのですが」と告げると、2、3人を経由した末に、何とこの一行コピーを書いた本人らしき人と話すことができました。

これは大いに評価して良いことだと思います。一行コピーといえばアエラ名物の一つですから、それを書いているということは、それなりの地位の人のはず。どこの誰からかも分からない電話を、その本人に取り次ぐなどということは、普通の企業だったらまず考えられない対応です。このアエラ編集部の風通しの良さには、かなり好印象を受けました。

さっそく彼に「この一行コピーの真意を伺いたいのですが」と尋ねると、「清志郎さんを励ますつもりで書いたものです」という予想通りのお答え。それに対し「しかし、ガンと告知された人間に対して駄洒落で励ますというのは、あまりにも常識から外れているのでは?」という僕。「いや、受け止め方は色々あるかもしれませんが、こちらの真意としてはあくまでも清志郎さんを励まそう、ということです」と彼。結論から言えば、話はそこの部分で平行線を辿ったまま終わりました。

こちらも、別に謝罪を求めるとかそういうつもりもないので「僕個人の受け止め方ですが、このコピーは一つも面白くないし、ガン宣告を受けた人を駄洒落で励ますというのは、社会人として常識から著しく外れている、そういう意見があった、と、この一行コピーに関わった人に対して伝えて欲しい」ということを繰り返し話して、電話を切りました(話の途中で「『このコピーは問題かもしれない』って止める人は編集部に一人も居なかったんですか?」と訊いたんですが、誰も居なかったそうなので、こういう言い方をしました)。

話してみると、まあ、普通に常識的な人でした。「あなた、このコピーを清志郎本人に見せられますか?」と迫ったのは、ちょっと卑怯な言い方だったかな、と反省もしています。

しかし、電話を切った後でも思います。やはりこの「一行コピー」は、常識外れだ、と。

何度でも言いますが、50代半ばにしてガン告知を受けた人間に対する想像力が、決定的に欠けている。これからガンと闘おうという人に向けて発する言葉ではない。治療法については、すでに本人が医師から詳細な説明を受けているはずです。今さらこんな笑えもしない、つまらない駄洒落で表現されたところで、本人にとって、何の励まし、何の慰めになるというのでしょうか? 今回の忌野清志郎の深刻な事態を、単にアエラ編集部の自己満足的な言葉遊びのダシに使っただけとしか思えないのです。

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以上のテキストは編集部に電話した翌日に書いたんですが、アップするかどうしようか非常に迷いました。ここは楽しく音楽の話をする場所だし。が、僕があれからネットを巡回したところ、どうも同じような意見が見当たらないので、とりあえず「あの一行コピーに怒りを覚えた人がいたということ」をネット上に残しておくのもいいか、と考え、アップしました。くどいようですが、僕の怒りの根源は「ファンの心を傷つけた」とかいう理由ではなく、「人の闘病を駄洒落のネタにするなよこのクソ外道」というものですのでご理解いただきたいと思います。
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by tablerecords | 2006-08-06 12:08 | others
国家認定ヴィンテージ
ご存じの通り、4/1から中古の家電製品にも「PSEマーク」の表示が義務づけられるようになりました。

が、施行前に反対の署名運動(僕も署名しました)が起こったためか、経済産業省は「ヴィンテージ楽器は『PSEマーク無し/検査無し』で売っても良い」という解釈を示します。具体的には、3/14以下の文書を公式に発表しました。

3.特別承認制度(いわゆるビンテージもの関係)
いわゆるビンテージものと呼ばれる電子楽器等については、希少価値も高く、絶縁耐力試験を含む自主検査について心配する声も存在する。また、こうした電子楽器等は取扱いに慣れた者の間で売買される蓋然性も高いという特徴を有する。このため、下記の要件を満たす場合には簡単な手続で売買ができるようにする。
ⅰ)電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼付器、写真引伸機、写真引伸用ランプハウス又は映写機のいずれかであること。
ⅱ)既に生産が終了しており、他の電気用品により代替することができないものであって、かつ、希少価値が高いと認められるものであること。
(以下略)

アホっす。こいつら、本気でアホっす。日本の役人って、もうちょっとマシな人たちだと思ってました。

・他の電気用品により代替することができないもの
・希少価値が高いと認められるもの

↑こんな思いっ切り主観的な基準、あっという間に形骸化するに決まってます。しかも、なぜこの特別承認制度が、音楽と映像関係の製品限定なのかも、まったく理解できません。音楽と映像関係の製品だけが「取扱いに慣れた者の間で売買される」からなの?

この「ヴィンテージものOK」というアナウンスの後、さらに経産省は「ヴィンテージに該当する製品リストを発表する」と言いました。俺は信じられなかったね。つまりこれは「日本国家認定ヴィンテージ楽器」の誕生ってことですから。

しかし経産省はやりました。リストの発表は3/30。リストはこちら。pdfファイルです。記念にダウンロードすることを強く推奨します。経産省職員が打ち立てた、歴史に残る愚行の金字塔です。

さて。さっそくリストをチェックした結果、僕のウチにもありました! 栄光の「日本国家認定ヴィンテージ楽器」が!
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マイ・ファースト・シンセ。YAMAHA CS-5です。今ならフリーのソフトシンセでも「代替」できるようなショボいモノシンセですが、これも国家がヴィンテージ認定してくれました。どうもありがとう。
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マイクプリ。「TUBE」と「MP」の間の窓から真空管がオレンジに光っているのが、経産省の役人にはヴィンテージに見えたんでしょうか?(まあ、100%現物どころか資料にも目を通していないでしょうが) しかし、これは今回の規制の対象外、ACアダプター駆動なんです。残念。
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8trカセットMTRのTASCAM488と国民的シーケンサQY20。そういや昔、ゴリラーズはこの組み合わせでやってたんだよなあ。国家認定ヴィンテージ機材使ってたんだもんな、そりゃいい音なのも当然だよな……なんて。
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そしてコレ。ヤフオクで落としたスプリング・リヴァーブ。しかし残念! これは日本国家的にはヴィンテージではありません! これがヴィンテージじゃなかったら、何がヴィンテージなのか、って感じですけどね〜。

経産省によれば、リスト外の機材でも、申請して承認されれば、規制対象外のヴィンテージになるそうです。しかし、このリストを見る限り、「他の電気用品により代替することができないもの」「希少価値が高いと認められるもの」なんて全く考慮されていないことは明らかであり、申請が却下されることはまずないでしょうから、最終的にこのヴィンテージリストは、「現在生産中止である全ての音楽・映像機材リスト」になるはずです。なんと無意味な制度なんでしょうか!
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by tablerecords | 2006-04-11 23:10 | others
100kmラン
もはや開き直りました。今日だけここは自転車ブログだとお考えください! しかも長いです! すみません!

昨日、自転車で100km走ってきました。

「一日で100km走る」というのは、自転車歴わずか半年でロード乗りになってしまった自分にとって、まず第一に達成しなければならない義務だと思いました。それに、50km程度ならかなり余力を残して走れるので、大丈夫だろうという判断もあります。という訳で、ロード歴10日目にあたる4/1(土)、決行です。

まず行き先の設定です。初めての100kmランですから、車や信号などに気を遣わなくてもいい自転車専用の道=CR(サイクリング・ロード)に絞って考えます。気が付くと三週連続で多摩CRを走っている俺なので、今回はパス。となると、以前から考えていた「荒川CR」に自動的に確定です。

しかし、100km走るってだけの目標では味気ない。もう一つモチベーションを持たせます。高校時代の友人で、ローディのTET氏の3/28付ブログを読むと、「荒川CRの上流にある『さくら堤公園』に行ってみたけど、まだ全然咲いてなくて残念」的なことが書いてあります。こりゃ、ナイス下見です。恐らくこの週末なら満開のはず。距離的にも片道50km程度でバッチリ。こうして前日には、目的地も確定しました。

地図です。一般道の最短距離表示なので、実際のルートとはだいぶ違いますが、距離感はだいたいこんな感じです。
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さて当日。朝9時に自宅を出発。今までの経験上、休憩なども含めて1時間に走れる距離は15km程度ですから、4時頃帰宅できる計算です。

という訳で、自宅から環八を北上していくと15kmで笹目橋に到着。橋の手前で左に折れると川が見えてきます。
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「おおっ! ここが荒川かっ!」と衝動的に写真を撮りますが、よく考えたら荒川がこんなにショボい小川な訳がありません。この橋を渡った先の右側に見える土手こそ、荒川CR。走り出しは順調です。風はほとんどありません。で、小一時間ほど走っていると……。

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Σ (゚Д゚;)いきなり土手で牛が草食ってます。ナニココ? 多摩サイとは雰囲気が違うな〜。

その後、R16を超えた所で迷う。自転車がほとんど走ってません。間違ったか?
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ここにも牛が……ピナレロとツーショット。

ここでTET氏に電話で救援要請。指示に従い、入間川CRに入ります。荒川沿いのCRって入りくんでて、初めてだと迷ってしまいます。
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入間川CRは、今回一番景色が良かったところ。荒川CRつったって川なんてほとんど見えませんでしたからね。菜の花とか咲いてて、きれいです。

なごみつつも30km/hペースで快調に走っておりますと、土手の左下の方に、何やらTET氏のブログで見覚えのある風景が。ここは「荒川の聖地」と呼ばれているらしい「ヤジマ」ってポイントではないか? 念のため、再度TET氏に電話。「あのさ、何かヤジマっぽい場所に着いたんだけど」「自転車が高いところに飾ってある?」「あるある。あと紅白の垂れ幕があるよ」「あ、そこヤジマ。おめでとう」。ありがとう。
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僕的にはここも目的地の一つだったので、ちょっと感動しました(しかし、「ヤジマ」がいったい何を意味する場所なのか、未だに分かりません……)。ここからさらに数キロで、最終目的地のさくら堤公園に到着です。

しかし! 都内では満開のはずの桜ですが、なぜか三分咲き程度。やっぱ山の方だから?

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ここで、TET氏のブログにあった写真↑の場所を、記憶を頼りに探すと、すぐに見つかりました。

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ここだ! 桜を満喫できなかったTET氏に代わってリベンジを果たしたかったところですが……ほとんど状況に変わりはありませんね。リベンジ度30%。

という訳でここで折り返しです。この時点で58km。あとは帰るだけ、余力はまだ残ってます。しかしR16から荒川CRに戻ったあたりで、若干の向かい風です。このわずかな逆風が、へたり気味の僕の体力を容赦なく奪っていきます。漕いでも漕いでもスピードは25km/hを超えません。80kmを走ったところでバテて小休止。地図で現在位置を確認すると、まだ川越あたり……この辺からは、サイクリングを楽しむ余裕など、完全に無くしてます。やっぱ、川沿いのCRを気分良く走れるかどうかっていうのは風次第なんですね。これは多摩サイでも体験済みでしたが。

そんなこんなで、なんとか帰宅したのは5時ちょうど。出発から丸8時間かかりましたね。へろへろでした。 走行距離は110km。目標は達成したものの、事前にはもう少し楽に走れる自分をイメージしていたので、あまり納得してません。「まだまだ全然ダメだな〜、オレ」って感じです。

とはいえオレは、半年前には一日の運動量が室内犬並みだった男。それが自転車で何とか100kmを走れたんだから、まあ良しとしましょう!

【4/1の記録】
・走行距離 110.60km
・車輪が回ってる時間 5:03:52
・平均時速 21.8km/h
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by tablerecords | 2006-04-02 22:28 | others
ロードデビュー
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またしても音楽の話ではなくて恐縮ですが。

私、昨日ついにローディとなりました。

ローディとはロードバイクに乗っている人、ロードバイクとは簡単に言えば、ドロップハンドルの自転車のことです。

えーっと、ローディになるってのは、自転車乗りにとっては、これはもう、大人の階段のぼるシンデレラ。ロードに乗ってるってだけで、一目置かれる存在になってしまいます(「ロードなのに遅いじゃん!」とか「さすがローディ! 速えええ!」とかね)。

半年前から安いクロスバイクに乗っていたのですが、急速にのめり込んでしまい、「まだ早いかな」とは思いつつ、ロード購入に踏み切りました。

カメラを例にとると、コンパクトカメラでパチパチ写真撮ってるうちに、だんだんハマってきて、ついに一眼レフを買ったって感じでしょうか。中級コンパクトカメラ/クロスバイク=3〜4万円、一眼レフ/ロードバイク=10万オーバーって感じですから、雰囲気的にも値段的にも、近いものがあります。

購入したのは、ピナレロというイタリアのメーカーの、「アングリル」という車種です。金額を言うと引かれるかもしれませんが、定価は10万台半ばです。が、恐ろしいことに、これだけの金額を出しても、初心者に向けた廉価版の「入門車」「エントリーモデル」という位置付けなんですねえ、ロードバイクの世界では。

とはいえ、ロードはロード。しかもイタリアン・バイクの人気ブランド、憧れのピナレロですよ。僕がどんなに舞い上がっているか、ほんの少しでもご理解いただければ幸いに存じます。

昨日、さっそく15kmほど走ったのですが。すでにビンディングペダルと23cのタイヤ(凄く細いので、軽くスピードが出る)を経験していたので、漕ぐ力と速度の関係はそれほど変わりません。しかし、ドロップハンドルに付いているレバー一カ所でシフトチェンジとブレーキをコントロールできるというのが、今までとは決定的に違います。これは気分的にも非常に楽です。今までエンドバーとブレーキレバーとグリップシフトを行ったり来たりしてたのが、相当ストレスだったもんで。これだけで、ロードに乗り換える価値はありました。

c0059851_13445456.jpgところで最近は、こんなカッコで多摩川サイクリングロードを走ったりしております。
このサイクルジャージ、某古着屋で1900円。近ごろの若いもんは、神聖なるサイクルジャージを「ちょっと変わったカジュアルウェア」として着るらしいです。まったくけしからん話です。その調子でレーパン(一般人には何かと評判の悪いスパッツみたいなヤツ)の方にも興味を持っていただいて古着市場に出回るようになると、私どもの財布も大変助かりますので、ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m
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by tablerecords | 2006-03-24 13:46 | others
ニコン爺への第一歩
c0059851_1212594.jpgすみません、音楽と全然関係ないことを書かせてください。

私、カメラが好きなんです。写真は自他共に認める下手くそなんですが、カメラのカタログを読むのが好き、という一番駄目なタイプの写真好きです。

一時、田中長徳氏なんかのライカ本を読み漁っていたので、「ライカはスナップ用ってことで28mmエルマリートの愛用者が多いみたいだけど、『ライカ本来の描写領域』の話になると、やはり50mmのズミクロンもしくはエルマーに尽きるのではないか」などと知ったかぶりをかますことも可能です。ライカのシャッターを切ったことは一度しかないんですがw

……そんな僕ですので、今年初めの「ニコン、フィルムカメラから(ほぼ)撤退」というニュースは、ほとんど「ストーンズ活動停止」くらいのインパクトを持って受け止めました。

いま僕が「ここぞ」という時に使っているのはCONTAX T2という非常に優れたコンパクトカメラなんですが、このニュースを受けて、考えを改めました。もうデジタルに完全移行しよう、と。また、自転車に乗ってると景色の良いシーンに出くわすことが多いので、それなりに写りのいいデジカメを買うことにしました。

結論から申し上げますと、三週間ほど前に、「Nikon COOLPIX P2」というコンパクトデジカメを購入し、生まれて初めてニコン・ユーザーとなりました。今までは「ニコンはジジイが使うもの」という偏見があったのですが、俺ももうオッサンだし、そろそろニコン使ってもいいか!と考えたんです。

と、僕的にはかなり意味のある、大きな決断だったのですが、実は21,000円の買い物に過ぎません。しかしそれでも、「やっぱりニコンは違う!」と感激させられるほど出来の良い製品でした。

購入の決め手となったのは、この値段のコンデジのクセに、絞り優先AEモードが選べることです。銀塩時代だと、高級コンパクトにしか搭載されていなかった機能ですね。あと、ブラケティング(一カットにつき三段階の露出違いを記録する)も付いてたり、測光もマルチパターン・中央部重点・スポットの三種類を選べたり。このスペックだけ見るとまるでプロ仕様です。それが2万ちょい。ニコン凄い。画質も、今まで使っていたコニカミノルタのX50より確実にワンランク上です。暗い部分があまりつぶれないとか、ノイズが少ないとか、階調がすごく自然だとか。

付属のソフトの出来もまた素晴らしく、photoshopの画像調整なんかに比べて、「明るさ調整」や「彩度上げ」だけでも、なんか「写真的」なんですよね〜。絵を作ってる、という感じ。さすがニコン、と言いたい。レンズにもちゃんと「NIKKOR」って書いてあるしね。満足、満足。三週間しか使っておらず、それもほとんど外出してないので部屋でいじってるだけですが、日ごとに「Nikon」のロゴがカッコよく見えてくる。やばい。「ニコン爺」一歩手前です。

そういえば昨日はじめてパナソニックの新しいデジカメのCMを見たんですが、「あゆは、28mm」とか言ってて笑いました。ズームの広角側が28mmっていうのは、それなりに詳しいカメラファンが喜ぶスペックであって、浜崎あゆみに言わせる台詞じゃあないでしょうw 結構シュールなコマーシャルです。
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by tablerecords | 2006-03-13 12:13 | others
パソコン導入10周年
c0059851_18544281.jpgパソコンを導入したのは、ちょうど10年前の正月でした。1996年です。最初っからwin機は視野に入って無くて、Macのパフォーマ6210というのを買いました。当時はまだmacのシェアは2〜3割くらいあったので、今ほどマイナー感はなかったんですよね。

スペックはCPU=66MHz、メモリ=16MB、HDD=500MBってとこです。インターネットはまだ日本語サイトなんか全然無くて、「ネット接続者の50%は最初に『www.playboy.com』にアクセスする」とか言われてた状況。僕はといえば、ニフティサーブの会員になって、ブラックミュージックのフォーラムをROMるくらいのものでした。それでも96年、ジョニー・ギター・ワトソンが来日公演のステージ上で倒れてそのまま死去した事件を、そのライヴを見ていた人たちの詳細な書き込みで知ったのは忘れられません。マスコミを通さない一次情報でニュースを知った最初の出来事でした。

その他の使い道と言えば、もっぱらCD-ROMというメディアの再生マシンでした。「The 野球拳」というソフトを買いましてね。グーチョキパーをクリックして画面の女の子とジャンケン対決、勝てば女の子が一枚づつ服を脱いでいく、というそのままズバリの内容で、僕は「これがインタラクティヴ(双方向性)というヤツかあ!!!」といたく感激したものです。少なくともストーンズの『ヴードゥーラウンジ』ってCD-ROMソフトの10倍はプレイしました。

そんな訳なので、パソコンを立ち上げるのは週に2、3回。音楽用途なんて考えられませんでした。だってHDDは500MB。5分のオーディオファイルはCDクオリティだと40MBくらいですが、そんなのを扱える状況ではなかったんです。mp3みたいな音声圧縮方式も、全然メジャーな存在ではなかったし。

それから10年。使用マシンは、PowerMacG4/CPU=1.25GHz/メモリ=832MB/HDD=120GB×2。このマシン一台で、友人とeメールでテキストや画像をやりとりしたり、ネットから100MB単位の動画を落として見たり、内蔵DVDドライヴでDVDを見たり、音楽をHDD内に入っているmp3ファイルで聴いたり、デジカメで撮影した画像や動画を閲覧したり、自作曲を24bit/48kHzというCD以上の音質で24トラックの多重録音したりしています。僕はTVチューナーを付けていませんが、これを導入すれば、テレビの録画もできますね。

何が言いたいかというと、今こそパソコンは堂々と「マルチメディア」と呼べる存在になったと思う訳ですよ。94〜95年くらいに大流行した「マルチメディア」という言葉。CD-ROMをプレイするくらいが関の山だった「マルチメディア」。ようやくパソコンを言い表すのにピッタリな概念になったというのに、「マルチメディア」は10年前には完全に死語になっており、すでに恥ずかしくて口にできる言葉ではなくなりました。当時の業界人たちよ、先走り過ぎにも程がある!と、一言申し上げたい。

……などと、初めてパソコンを導入した10年前を振り返ってみました。
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by tablerecords | 2006-01-09 18:59 | others
2005年プレイ回数ベスト20
c0059851_13194799.jpg大晦日ということで、iPod&iTunesで今年一年間を振り返ってみましょう。下記のリストは、05年12月31日現在「今年ライブラリに追加された曲」(つまり僕にとっては今年の新曲)の中で、再生回数が多いベスト20曲です。ただし、1アーティストにつき1曲(そのアーティストの最上位曲)だけをピックアップしました。こうしないと、ベスト20曲中12曲をキンクスが独占してしまい、つまらないので。

01 まんまと術中にはまったわたし/星井七瀬(71回)
02 Faking the books/Lali Puna(63回)
03 ゴッド/ジョン・レノン(56回)
04 ゲット・バック・イン・ライン/キンクス(55回)
05 電卓/クラフトワーク(54回)
06 風に吹かれて/ボブ・ディラン(45回)
07 ええねん/ウルフルズ(38回)
08 アイ・シャル・ビー・リリースト/ザ・バンド(36回)
09 バンド・オン・ザ・ラン/ポール・マッカートニー(33回)
10 ジーンズ/広末涼子(31回)
11 夜汽車よ!ジョージアへ/グラディス・ナイト&ザ・ピップス(29回)
12 ブリング・ザ・ノイズ/パブリック・エナミー(27回)
13 だれかが風の中で/上条恒彦(27回)
14 スティームローラー/ジェイムズ・テイラー(26回)
15 ドゥ・アイ・ドゥ/スティーヴィー・ワンダー(25回)
16 ストリーツ・オブ・ラヴ/ローリング・ストーンズ(23回)
17 お富さん/春日八郎(23回)
18 タッチ・ミー/ドアーズ(22回)
19 愛なんだ/V6(20回)
20 レイト・フォー・ザ・スカイ/ジャクソン・ブラウン(19回)

ちなみに去年のランキングはこちら

うーむ。1位もさることながら、「8年ぶりのストーンズの新譜と『お富さん』が同じかよっ!」とは自分でも思いますが、数字は正直、ということで。以前にブログで扱った曲には、それぞれ曲名にリンクを貼っておきました。聴いていた頃の熱い想いが書いてある、と思います。で、ブログで触れずに隠れて独り聴いていた曲といえば……

・ゴッド/ジョンレノン
恥ずかしながら、アルバム『ジョンの魂』は今年初めて聴きました! ジョンのソロは、ちょっと表現が私的すぎて苦手だったんです。が、去年、キャロル・キングやジェイムズ・テイラーなどのシンガーソングライターを経由した後、その文脈で聴いてみると、やはり優れた作品だなあ、と思いますね。「アイソレーション」とか「ルック・アット・ミー」とか。「ゴッド」はちょっと演歌みたいなんだけど、リフレインがドープで。何度もリピートしてしまいました。

・アイ・シャル・ビー・リリースト/ザ・バンド
僕にとってはRCサクセションのカヴァー「陽はまた上るだろう 東の芝にも」の印象が強い訳ですが。オリジナルはやはり格別で、その美しさには感激でした。なんというか、こう、崇高というかスピリチュアルな感じがするんですよね。ゴスペルなんですかね、これ?

・バンド・オン・ザ・ラン/ポール・マッカートニー
これまた恥ずかしながら、ポールのソロをまともに聴いたのは、今年が初めてでした。しかも『ウィングスパン』という二枚組のベストです。ちょっと苦手な曲も多いですが、さすがにどれも楽曲自体のレベルは凄く高いです。「パイプス・オブ・ピース」とか泣けます。ただ、ポールといいジョンといい、サウンド(楽器の音色)には無頓着ですねえ。ビートルズ解散後だと、サウンド・クリエイターとしてはジョージが一番優れているんじゃないでしょうか。

・レイト・フォー・ザ・スカイ/ジャクソン・ブラウン
去年のアメリカン・ロック・ブームの流れで借りたアルバムの表題曲です。アメリカンな名バラード、といっていいと思います。AOR一歩手前、といったところでしょうか。この曲、ギターのオブリガードがVoの合いの手のように入ってくるのですが、これが良い。綺麗でブルージーな感じが、まるでミック・テイラーです。

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今年を振り返ってみると、まあ、とにかく2005年は「キンクス大ブーム」、この一言に尽きます。そのきっかけというのが実は他愛のない話で、今年の春に車を買ったんです、マーチ(ボレロ)の中古。これを運転しながら、たまたまiPodでかかった「ドライヴィン」、これが気持ちよくてリピートしまくりで、そこから徐々にキンクスの不思議なサウンドに魅せられていった、という流れです。キンクス・ブーム初期は、車での帰り道、夕日を浴びながら「セルロイド・ヒーローズ」や「ホテルに座って」なんかもよくプレイしていました。その後、現在の「『ローラVS...』こそ最高傑作!」という結論に至る訳ですね。

そして、これは音楽に関係ない話なのですが、10月から自転車に乗り始めたこと、これは今年最大のエポック・メイキングな出来事でした。はっきり言って、同じく今年に購入したクルマとは比較にならないくらい生活を激変させましたから。っていうか、最近ぜんぜん電車に乗ってない。確か今月、電車に乗ったのは一回だけだと思います。

これだけ新しい世界が開けたのは、01年にdigi001(Pro Tools LE)を導入、ハードディスクrecを始めた時以来です。自力でサックリと都心に出られてしまう感覚の新鮮さ。一日の走行距離を見て「俺、こんなに走ったんだあ」という感慨。数千円のパーツで、自分の自転車がグレードアップし、それが走行感覚に跳ね返ってくる嬉しさ(この辺、パソコンの周辺機器に通ずるものがある)。まあ、最近では人に会うたびに「自転車いいよー」って言っても、「へえー、健康的だねー」ってスルーされるので、どんなにここで熱く語っても、本人がその気にならなきゃ無駄なのは分かってるんですけどね。ちなみに10月に乗り始めてから3ヵ月弱、12月31日現在の累積走行距離は1133.6km。1日平均13kmくらい乗ってる計算です。

という訳で、とりとめのない総括になってしまいましたが、今年一年、ここにお越しいただいた皆さまに厚く御礼申し上げます。よいお年を。
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by tablerecords | 2005-12-31 12:59 | others
クリスマスらしく
c0059851_17412294.jpg今年のクリスマスは、何かそういう気分だったので、クリスマス・ソングをいろいろ聴いてみました。あんまりクリスマスに思い入れがないので、そんなに音源は持ってないんですけど。

・メリー・クリスマス・ベイビー/チャック・ベリー
チャック・ベリーというと、ロックンロールというイメージですが、これはスローな本格派のブルース。一人で寂しくイブ過ごす方には最強の味方といえましょう。ヴォーカルが素晴らしい名曲です。

・ホワイト・クリスマス/オーティス・レディング
・メリー・クリスマス/オーティス・レディング
2曲とも昔から愛聴してるナンバーです。「メリー・クリスマス」のギターの音が凄く色気というか艶があって素晴らしいんですが、どうやったらこの音になるんだろうか。スティーヴ・クロッパーだからテレキャスなのかな。

・ホワイト・クリスマス/ビング・クロスビー
先日、知人からプレゼントされたクリスマスCDに入ってました。さすが全世界公認のクリスマス・オフィシャル・ソングだけのことはあり、この一曲だけで相当雰囲気が出ます。

・ハッピー・クリスマス/ジョン・レノン
一番好きなクリスマス・ソングというと、ベタですがやっぱりコレですね。ケータイの待ち受け画面も、今はこんなことになってます。この写真も好きなんですよねえ。ジョンとヨーコの政治活動というとアレですが、これは素直にカッコイイなあ、と思う。
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ところで先週、札幌在住のS君から、S君が作成したモーニング娘。及びその周辺アーティスト(いわゆるハロプロですね)のベストCD-R×5枚組を送ってもらい、モー娘。漬けの日々を送っています。が、ここで詳しく論評するのは避けましょう。

というのは、以前、友人宅で、奥さんも交えて三人で話していて、モー娘。の話題になった時、僕が何気に「いまのモーニング娘って、ほとんど5期と6期ばっかりだからなあ」と言ったら、奥さんに「えっ……『期』って……」と、思いっきり引かれてしまったことがありまして。この程度の初歩的なファン用語でも、世間の目は厳しいのです。皆さんも気を付けましょう。
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by tablerecords | 2005-12-25 17:42 | others
ストップ・ブレイキング・ダウン
c0059851_2331231.jpgこのブログは「全てが音楽」というくらいなので、音楽の事しか書かないんですが。自転車にハマってしまって音楽どころではなく、更新できませんでした。相変わらず、その状態が続いています。

ここ二週間くらいでやったこと。

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・二週間の走行距離・約200km。一日10kmを目標にしていたので、一応、達成しています。

・取引先の青山まで(片道11km)自転車での往復に成功。自転車を始めるとき、これを最終目標にしていたのですが、あっさり達成してしまいました。思ったほど大変なことではなかった、ということですね。

メッセンジャーバッグ購入。色がとてもよい(写真)。自転車関係のグッズ(本体も)は「カラーリングがどうも……」というのが多いけど、これは素晴らしい。

ケミカル類を購入し、本体をキレイにしたり、チェーンに注したり。小学生の頃、親に言われてしぶしぶやってたのを思い出す。大人になってからは「自転車は使い捨て」って感覚で、メンテなんて頭にありませんでしたから。。。

・ママチャリみたいなプラスチック製のペダルを金属製のヤツに交換。友人にはビンディングペダルを強く推奨されたけれど、予算が許さず。

・バーエンドにバックミラー装着。ヤスリでバーを削ったり、苦労しました。

・僕の自転車は「ハンドルが長すぎる」という評判で、左右を数cmほどカットするのが吉らしい。ホームセンターでパイプカッターが600円という破格で売られていたのを見て購入。これからカットする予定。
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という訳で、「自転車のギア・チェンジなんて20年ぶり」という超ド素人の僕が、たった二週間で上記のような状態になってしまいました。

走る爽快感は言うまでもなく、工具を使ってパーツを換えたり付け加えたりというのが、プラモデル感覚で楽しい。「男の子」的な、趣味性が非常に強い分野だなあ、という印象です。フィジカル面、スキル面、ハード面と、ハマる要素がてんこ盛りなんですね。 これから僕はどうなっていくのか……。

今日は多摩湖自転車道を、ストーンズの『メイン・ストリートのならず者』をBGMにして走ってきました。秋空の下で聴いた「ストップ・ブレイキング・ダウン」。この曲がこれほど素晴らしく聴こえたことは今までなかった。音楽ってのはシチュエーションで聴こえ方が変わってくるんですね〜。
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by tablerecords | 2005-10-23 18:19 | others



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