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「歌の上手さ」とは
突然ですが、僕は「歌が上手いか/下手か」について、かなり明確な判断基準をもっています(好き嫌いとは別)。

それは「喋り声と歌声の距離の近さ」。喋り声に近い歌声で音程をコントロール出来る人、それが僕にとって「歌が上手い人」です。

なぜかっつーと、(本人にとって)高音域にあたる部分で、声を張り上げると、必然的に音程は安定します。こういうのは訓練次第でなんとかなります。が、その場合、往々にして喋り声と歌声は別物になってしまう。

本当に上手い人は、(本人にとって)低音域の部分で、声量を上げることなく、音程を安定してコントロール出来ます。この辺は天性の才能によるところが大きく、そういう人は、喋り声と歌声の乖離がそれほどありません。美空ひばりなんかが、その典型ですね。

だから僕は、歌の上手さを判断するのに、ポップスだと出だしの部分、つまり声量を抑えた状態での安定度を聴きます。





……という持論を展開した上で、「だから 紺野 は下手じゃない!」と2ちゃんの「モーニング娘。板」に書き込んで叩かれた数年前の夏。。。それも今ではいい想い出です('∀`)
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by tablerecords | 2005-08-31 16:31 | others
キンクス&ストーンズ@1968年
c0059851_18313928.jpgキンクスのアルバム『ヴィレッジ・グリーン』を聴いていると、「あれ、何かボブ・ディランっぽいな」と思うことがあります。

タイトル曲のサウンド。ポコポコしたピアノとか、サスティンの短いアコギとかが「ライク・ア・ローリング・ストーン」の音の質感に似てる感じがして。あと、「ジョニー・サンダー」とか「アニマル・ファーム」のヴォーカルの唸り方も、ディランを意識してるのかなあ、と思わせます。

まあ、「フォーク・ロック」と称されるアルバムだから、ディランっぽいのは当然なのかもしれませんが。

しかし、このアルバムが発表されたのは68年なんですが、当時のミュージシャンにとって、この年は「『Sgt. ペパーズ』後をどうするか?」っていう分岐点だったのかもしれないですね。

ここでキンクスはあえて、ハードロックに向かっていくUKシーンとかあんま考えないで、ちょこっとアメリカに目を向け、フォーク・ロックを演ってみた、と。

で、この年、ストーンズもまた『ベガーズ・バンケット』で、米国カントリー・ブルースに踏み込んでるんですが、それを考えると、キンクスとストーンズの身の振り方ってのはちょっと似てると思った。

ビートルズすら、68年『ホワイトアルバム』でハードなブルースロックを意識している節がある(ギターの激しい歪みとか)のに、コイツらときたら……という感じでしょうか。

ストーンズとキンクスの、この辺のシーンとの距離の取り方、したたかさ。それが両者とも一度も解散することなく、今なお現役でいる理由の一つなのかもしれないな、と思いました。
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by tablerecords | 2005-08-28 18:34 | UK Rock
ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第一回戦
c0059851_16101935.jpg僕が聴いたキンクスのアルバムの中で良かった作品というと、『ヴィレッジ・グリーン』『アーサー』『ローラ』の三枚、これに甲乙丙を付けがたいところです。が、あえて一枚選ぶとしたら、僕は『ローラ』を推します。

『ローラ』の正式タイトルは、『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第一回戦』。もうタイトルを見ただけで、さぞかし変態的な音世界が展開されておるのだろうな、と思うでしょうが、さにあらず。

転げ回るようなロックンロール・ピアノが大フィーチュアされているせいか、アメリカの田舎道をかっ飛ばしながら聴いたらさぞかし似合うだろう、ってくらい「疾走感」「爽快感」「解放感」に溢れるアルバムです。

収録楽曲も粒ぞろいで、ここ数年で聴いた作品の中でも、アルバムの充実度・密度は一、二を争うくらいレベルが高い。

一番素晴らしいのが「ゲット・バック・イン・ライン」。こういう黄昏たバラードを書かせると、レイ・デイヴィスは世界一だと思う。「ウォータールー・サンセット」「ゲット・バック・イン・ライン」「ホテルに座って」を、僕は勝手に「キンクス黄昏三部作」と呼んでます。

その他にもいわゆるリフ・ロックあり、カントリー・ロックあり、ボードヴィルあり、「ローラ」のようなポップ・ロックあり、というレイ・デイヴィスの多彩な音楽世界が一挙に噴出してます。

オープニングがまたカッコよくてね。ギター弾き語りのカントリーかと思いきや、突如ロックンロールになだれ込んでいく、という。しかもその出だしのカントリーが実はエンディング・ナンバーの引用なのが泣かせます。リプライズの逆ですね(プレプライズ?)。あと、僕はボードヴィルっぽいのは好きじゃないんですが、ここに入ってる「マネーゴーラウンド」って曲は展開が天才的で、「ホエン・アイム・シックスティフォー」と比べても断然僕は好きです。

えー、何が言いたいかというと、ビートルズ・ファンには申し訳ありませんが、この『ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第一回戦』は、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と比較しうるほどの傑作だ、ってことです。まじで。
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by tablerecords | 2005-08-23 16:10 | UK Rock
RCサクセションとキンクス
c0059851_23531494.jpgさすがに一時期ほどではありませんが、相変わらずキンクス聴いてます。にわかファンにつき、まとまった文章にならないので、今思うことを、数回に分けて書いてみようと思います。

RCサクセションとキンクス。この両者には、音楽性ではない部分で、一つの共通点がある、と思います。

■バンドのパブリック・イメージを決定づける突出した一曲が存在する。
・キンクス=「ユー・リアリー・ガット・ミー」
・RC=「雨上がりの夜空に」

■しかし今のファンからは、その一曲とは別の面の方が高く評価されている。
・キンクス=『ヴィレッジ・グリーン』〜『ローラVS...』あたりのパイ後期
・RC=『楽しい夕に』〜『シングルマン』あたりのフォーク期

こう思うと、認知度が高い「突出した一曲」ってのは、善し悪しですね。その一曲に何かを感じなかったら「どうせ、みんなあんな感じなんでしょ?」で終わっちゃうから。僕にとってキンクスはまさにそうでした。聴かず嫌い、もったいなかったなー。

ところで、最初に「ヴィクトリア」を聴いた時、イントロが「キミかわいいね」にそっくりでビックリしました。これは偶然かな?
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by tablerecords | 2005-08-22 23:54 | UK Rock
これがドープだ!「恋愛15シミュレーション」
c0059851_3153071.jpg星井七瀬「恋愛15シミュレーション」をiTMSで購入しました。03年秋のヒット曲ですが、当時、偶然ネットに落ちていたmp3ファイルを見つけ、思わず拾ってしまったんです。

滅茶苦茶ハマりました。mp3を拾った直後、1時間以上ずうーっとリピートして聴いていたのを思い出します。今回は、お世話になったお礼を込めてDL購入させていただいた次第。これはマジで音楽的に語る価値のある楽曲です。どの辺が面白いかというと……

■ヒップホップなのにテンポが遅い! ゆるゆる。それプラス、脳がとろけそうなラップ(が、下手ではない)。「ドープ(麻薬的)」という形容がこれほどピッタリくる曲もないです。

■音色のチョイスがセンスいい。キックとベースの音が、とんがり過ぎず、ヌルすぎず、絶妙。ヒップホップが苦手だった僕にも、気持ちいいトラックでした。

■明らかに「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」のメロトロンを意識したキーボードは入ってるし、ギターの音色もそれっぽい。これは60〜70年代ロックファンには「分かる」音だと思います。例えるなら……ラヴサイケデリコっていたじゃないですか。あれをちょっとヒップホップ寄りにしたような音です。更に言うと、ラップという表現形態をとりながら、これほどUSブラック臭の無いトラックも珍しく、その点もユニークだと思います。

という訳で。
「恋愛15シミュレーション」 ドープ度★★★★★

さらに私は買いました。「まんまと術中にはまったわたし」。曲名も凄いが内容も凄い。気違いじみたピアノのシーケンスに、まず脳をやられます。そしてやはりドープ度の高いラップ(が、「恋愛15」より上達してる)。「恋愛15」よりも名曲度は明らかに落ちるけど、「ヤバい感じ」は上をいってるかも。「恋愛15」に満足した方はこちらもお薦めです。

「まんまと術中にはまったわたし」 狂気度★★★★★
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by tablerecords | 2005-08-15 03:16 | J-POP
ええねん
c0059851_1944259.jpgiTMSで、ウルフルズの「ええねん」を購入しました。何年前の曲だか、ちょっと憶えていないのですが、当時テレビで聴いて、「いいなあ、これ」と思っていたのです。

さっそくiPodに転送し、車で聴いていたところ……ハッと気付きました。

ああ、そうか! これ、ゴスペルのスタンダード・ナンバー「エーメン(Amen)」をひねってるんだ!

「エーメン」は「ええねん」と同じく、最初から最後まで「エーメン」を延々と繰り返す曲です。オーティス・レディングとかインプレッションズとかソロモン・バークとか、ソウルシンガー達も盛んに歌っているから、トータス松本さんが知らない訳がなく、 この曲から着想を得たのは100%間違いなし。やっぱいいわ、ウルフルズ。

ところで。ここ数週間のあいだに、最も強く心を打たれた唄が これ です。なぜか画像です。
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by tablerecords | 2005-08-06 19:45 | J-POP
iTMSオープン
昨日、遂に日本でオープンしたiTMS。12時くらいにニュースを知り、早速iTunesからアクセスしてみました。以下、感想&実践レポート。

一曲150〜200円は妥当だと思います。が、「アルバム一括購入」は有り得ないでしょう。アルバム一括ダウンロードだと1500円くらいになってしまうので、それだったら僕は中古CDを探します。

しかも、去年からツタヤで「アルバム一枚300円」のレンタルに慣れてしまった僕にしてみると、そのアルバムに聴きたい曲が3曲以上あると、もうコスト割れ(?)してしまうので、「これはダウンロードするより、今度レンタルしよう」と思ってしまいます。

という訳で、待ちに待ったiTMSではあったのですが、いざオープンしてみると、(僕にとっては)期待していたようなバラ色のシステムではなかったようです。「『このアルバムはこの1〜2曲だけでOK』という場合にのみ大変便利なストア」である、というのが率直な印象です。

実際、昨日の午後に四時間ほどかけて、選んで探して悩んで購入に至ったのは、以下の4曲だけ。

c0059851_1371635.jpg■The Forest of My Heart/高中正義
何と記念すべき購入第一曲は高中正義でした! っていうのも、これは中学の時に初めてバンドを組んだ時(僕はシンセベースとキーボードを担当)に、初めて演った曲なんですね。近ごろの若いモンは知らないと思いますが、80年代初頭のギターキッズにとっての日本人ギターヒーローNo. 1は、charでもチャボでもなく、高中正義だったのですよ。久しぶりに聴いたけど……こんな「ギタリスト陶酔用の曲」に、よく付き合ってやったなあ、という感じです。

■We Are the World/U.S.A. for Africa
高校の学園祭で、クラスでこれの合唱やったんですよ。まあそういう想い出と切り離せない曲ではあるのですが、今聴くと「ゴスペル風味のブラコン」なんですね。割とみんなソレっぽい感じのヴォーカルに聴こえるのですが、ブルース・スプリングスティーンだけ空気読まずに勝手に歌ってるなー、とちょっと苦笑。いや、あのスティーヴィーとの掛け合いなんか、けっこう感動的ですけどね。

■Ribbon in the Sky/スティーヴィー・ワンダー
■Do I Do/スティーヴィー・ワンダー
『ミュージックエイリアム』というベスト盤に新曲として収録されていたナンバーです。中学三年の時、僕は放送委員だったんですが、お昼の校内放送でこの「Do I Do」を流したんですよ。そしたら、中学生のクセにディスコ通いしてたヤンキー連中が、この放送に大喜び。当時のディスコではヘビロテだったみたいですね。放送終了後、興奮したヤンキー5、6人が放送室に押し寄せ、「おい、よくこんな曲、学校でかけられたなー!」「最高だよな、この曲!」「やるじゃん!」「ナイス!」と絶賛され、嬉しかった想い出があります。よく「スティーヴィーは『ホッター・ザン・ジュライ』まで」という意見がありますが、僕は『ミュージックエイリアム』まで、が正しいと思います。

……とまあ、昔話はこれくらいにして。

ところで、東芝EMIは異様なほど積極的ですね。山川豊が120曲ってどういうことよw まあ、最も熱心に違法DL対策としてのCCCDを推進している会社ですから、合法DLシステムであるiTMSに協力的なのは、ある意味スジが通っているのかな、と思います。それにしても、洋楽ファンにとっては、世界的メジャーレーベルを抱えるソニー&BMG連合の不参加は痛すぎです。
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by tablerecords | 2005-08-05 13:09 | others



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