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サザンソウルの「幻の名盤」を注文
c0059851_21573165.jpg漢らしくワンクリック・オーダーで、ポチッとしてしまいました。

オリー・ナイチンゲイル『スウィート・サレンダー』。サザンソウル・マニア的には名盤とされているアルバムです。ツタヤ通いを始めてから、新品の国内盤などという高級品に手を出すのは抵抗を感じる今日この頃ですが、これは買わずにはいられなかった。

なぜなら僕は、十年以上前、これのオリジナルUS盤が、渋谷のマンハッタンという店で32,000円という有り得ない値段で売られていたのを見たからです。今まで見た「本当に聴きたいレコードの最高値」がこれです。それ以来、「オリー・ナイチンゲイルは金持ちが聴くもの」という意識が刷り込まれておりました。

それが今頃になってCD化されたのは、P-Vineが国内ディストリビュートの権利を取ったからだと思うんですが、いずれにせよ有り難い話です。こういうのは、レコード会社の担当ディレクターの熱意によって全然変わってくるんですよね。ブラックミュージックの名盤の宝庫であるMCAを持っているユニバーサル ミュージックさんも、ちょっと見習って欲しいと思う。以前、ここで紹介したO.V. ライトのオリジナル・アルバム(MCA系列期)が、新品CDで全く流通していない、というのはちょっと問題ではなかろうか。

と、思わず話が脱線してしまいましたが、注文したCDはまだ届いていないし、大体どんなサウンドかは想像できるので、このブログで感想を語ることもないと思いますが、久々にコレクター心に火がついた物件でありました。

これで、サザンソウルの名盤で「どうしても聴きたいけど手に入らない」というのは、Randy Brownの『Randy』(1981年/Chocolate City/CCLP-2017)だけとなりました。これは十年以上探してて、今まで一度も見たこと無い。「80年代のサザンソウル」という、ブラックミュージック界でも最も注目されないジャンルなのでCD化は諦めてますが。
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by tablerecords | 2005-09-30 21:56 | Black Music
ヒップホップとヘヴィメタル
c0059851_22575370.jpg「ヒップポップのお手伝いをしているんだから、これを聴かなきゃマズイだろう」という訳で、『パブリック・エナミーII』(88年)を借りてきて聴いてます。大定盤ですが、これはイイ! バックトラックはほとんどファンクそのもので、とにかく攻撃的で熱い。初めて本気でヒップホップを良いと感じました。


c0059851_22582313.jpg話はここで飛ぶんですが、並行してジューダス・プリースト『復讐の叫び』もツタヤで借りました。iTMSで音楽を探してると、つい「懐かしメタル」を聴きたくなってしまい、プチ・メタルブームなんです。このアルバムはタイトル曲と最初の曲が素晴らしいです。熱いです。


ヒップホップ/ファンクとヘヴィメタル。この二枚のアルバムを並行して聴いていると、なぜか共通するものを感じるんですよ、僕は。

いずれも音楽スタイルのある部分に「特化」「先鋭化」し、「純化」された、進化の最終形態であるように思うから。

ヘヴィメタルは「ギターリフ」という部分に特化し、徹底的に純化された音楽。

ヒップホップ/ファンクは、「リズム」という部分に特化し、徹底的に純化された音楽。

更にそれぞれのルーツを遡ってみると、ブルース/R&Bという共通点も浮かび上がってきます。

ブルース/R&Bがイギリスに渡ってハードなブルースロックに→レッド・ツェッペリンが一挙にハードロック・スタイルを確立→更に激しいギターリフ・スタイルに純化されヘヴィメタルに。

ブルース/R&Bという土壌から、ジェイムズ・ブラウンが一挙にファンク・スタイルを確立→サンプリング手法により、更にリズムに特化したヒップホップに。

何というか、メタルとヒップホップは、ブルース/R&Bから生まれた両極端の鬼っ子のような存在だと思うんですよ。例えは非常に悪いのですが、フランス革命から始まる近代主義が、20世紀初頭にスターリニズムとファシズムという両極端でありながら相似形の政治体制を生んだ、みたいな構造を連想してしまいます。

……なんていう理屈はともかく、僕にとっては、「ガンガンに盛り上がりたい」って気分の時に、ジェイムズ・ブラウンを選ぶかレインボーを選ぶかは、意識の上ではそれほどの差はありません、ってことです。
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by tablerecords | 2005-09-18 22:59 | Black Music
ヒップホップのRemixに挑戦
2年くらい前から、とあるヒップホップ・グループのレコーディングのお手伝いをしています。持ってる機材はターンテーブルだけ、という彼らが、僕の「Table Studio」を利用したいとのことで、僕はボランティアのエンジニア役です。先週の日曜日に彼らが来宅、レコーディングに勤しんでおりました。

今までは、彼らが見つけてきたR&B系のインスト・ナンバーに自分たちのラップを乗っけるだけだったのですが、今回は彼らがAKAIのMPC1000を購入、遂にオリジナルのバックトラックを作成してきたのです。自分のことのように嬉しいです。

ただ、初のトラック作成ということで、ドラムとパーカッションとベースのループだけ、という激シンプルな編成。そこで、僕なりにリミックスを施してしまいました。ベースは僕の生ベースに差し替え、ギターのカッティング&ピアノのコード弾きをプラス。ちょっとJBっぽい感じにしようと思ったのですが、どんなもんでしょうか。

僕のようなオッサンが、指がひきつりそうになりながらも、ムリヤリ若きラッパーとコラボった音源です。「日本語ラップはどうもなあ」という方も、ぜひ聴いてみてください。タイトルは「Monster Beat」。3分ちょうどの短い曲です。

 こちら をクリックしてmp3をダウンロード。
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by tablerecords | 2005-09-12 23:26 | My Work
アレサ・フランクリン
c0059851_21132252.jpgという訳で、ジャズ・ヴォーカルを聴いてみて、つい「アレサ・フランクリンの方が……」と思ってしまったのですが。

実は僕はソウル・ファンでありながら、以前からずっと「アレサ嫌い」を公言してきました。声質がカン高くて好きじゃないのと、テクニックを見せつけるようなところが嫌味に感じて。

しかし最近は、「純粋に歌の上手さ、テクニックという点では、これ以上の女性歌手はちょっと思いつかない」ってくらい、アレサのヴォーカルを認めています。

僕はずうっと、アレサのことを「サザンソウル・シンガー」として捉えていたから評価できなかったんだと思うんです。サザン/ディープソウルならではの、泥臭さとか、素朴さとか、愛らしさみたいなのが足りない、と。

でも、アレサという人は、サザンソウルという狭い器に収まるような人じゃないのではないか、っていうのが最近の僕の考えです。 ソウル丸出しの「リスペクト」なんかよりも、「小さな願い」「ユー・センド・ミー」とかのポピュラーっぽい曲の方がむしろアレサの上手さが活きているように聴こえます。

そんな風に捉えてみて、初めてアレサを素直に聴けるようになってきました。みんなが「レディソウルとえばアレサ!」って騒ぐ理由がやっと分かってきた。いやー、ヴォーカル表現を読みとるってのは難しいものです。
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by tablerecords | 2005-09-07 21:13 | Black Music
ジャズ・ヴォーカルを聴いてみた
c0059851_10562423.jpg最近、ちょっとした事情があって、ジャズのヴォーカルものを聴きました。下記の4曲をiTMSで購入。

・シング・シング・シング/アニタ・オディ
・バードランドの子守唄/サラ・ヴォーン
・マック・ザ・ナイフ/エラ・フィッツジェラルド
・奇妙な果実/ビリー・ホリデイ

いずれも、ジャズ音痴の僕でも名前だけは聞いたことのあるメジャー・アーティストです。僕には「ジャズは高尚な芸術音楽」っていう先入観があったので、「やはりソウルなんかとは次元が違う上手さのヴォーカルなのであろう」と漠然と思っておりました。

が、この4曲を聴いた限りでは「あれ?」です。もちろん、ジャズの唱法を僕が全く飲み込めていない、というのはありますが、「音程のコントロール」という点だけをとってみれば、ソウル/R&Bの歌手と変わりありません。というか、そんなに上手く感じなかった。「何だ、アレサ・フランクリンの方が全然上手いじゃん」とか思ってしまいました。特にビリー・ホリデイって「伝説の人」ってイメージだったけど、これは今で言う「ヘタウマ」の範疇に入るんじゃないでしょうか。

よく考えたら、ジャンルが違うってだけで、歌の上手さの次元が違うなんて有り得ないですよね。先入観というのは恐ろしいものです。……とはいえ、ジャズ唱法のポイントを掴めば、また評価は変わってくると思いますが。とりあえず、「ソウル聴きのジャズ・ヴォーカル初体験」はこんな感じでした。
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by tablerecords | 2005-09-06 10:57 | others



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