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ラプソディー ネイキッド
c0059851_9403291.jpg今さらですが、先日、RCサクセションの『ラプソディー ネイキッド』を借りてきました。僕はリマスターモノとかにはあんまり興味は無いのですが、これはマジで凄いアイテムです。

まず音がメチャクチャ良い。ちょっと大袈裟な言い方をしますが、26年前に人工冬眠に入ったメンバーが、つい最近目覚めて行われたライヴを録音した、みたいな感じ。そんな印象を抱かせるほどに全く違和感なく「今の音」になってます。おそらくマルチの状態(ドラムとかギターとかが別トラックに分かれた状態)のテープが残っていたのでしょう。僕が借りたCDにはライナーノーツが入っていなかったので、詳しい情報は分からないのですが。音の悪さで定評のあるRCですが、06年現在、ロック期のRCでは最も良いサウンドで聴けるアルバムです。

実は僕はオリジナルの『ラプソディー』は、当時からあまり好きではないのです。子供心に「音がショボいなあ」と思っていたので。

そのショボさが、今回の『ネイキッド』では見事に改善されているのですが、それは音の良さだけではなく、サポートメンバー=小川銀次のギターが、オリジナルよりかなり大きな音量でミックスされているからです。これこそがオリジナルと『ネイキッド』の最も大きな違い、と言っても過言ではありません。オリジナル発売時には銀次はすでに円満ではない形でサポートメンバーを辞めていますから、その辺の事情もあって、オリジナルでは銀次のギターをかなりオフにしてミックスしたのでしょうね。子供心に感じていた音のショボさにも、それなりの理由があったのだ、と思いました。まあ、銀次のプレイスタイルの善し悪しは別ですが、とりあえずライヴの迫力は全然違います。

MCがそのまま収録されているのも興味深いです。もの凄い歓声の中、アンコールで登場した清志郎が、「ドーモありがとう! おう、自信が湧いてきたよ」というところなんか、その前の低迷時代とその後のサクセスストーリーを思うと、非常に感慨深いものがあります。

あと、最後にプレイされる「指輪をはめたい」の前に「じゃあもう最後に、オレ達がずっと前から演ってた、いちばん分厚いラヴソング」と紹介するところでは(昔のライヴのセットリストなどで以前から知っていたとはいえ)、「おいおい、この時点でもう『ずっと前から演ってた』なのかよ! もっと早くレコード出せよ!」と突っ込みたくなります。この曲が公式にリリースされるのはこのライヴの3年後、83年夏のことなのですから。

という訳でこの『ラプソディー ネイキッド』、これは通常のリマスター再発モノとは全く違うアイテムです。僕のようにオリジナルを何百回も聴いた人間にとっては、そのあまりのサウンドの違いが衝撃的です。そして初めてRCを聴く若者にとっても、「なぜ30代40代のオッサンに清志郎信者が多いのか」を、耳で理解してもらえることでしょう。
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by tablerecords | 2006-07-06 09:43 | J-POP



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