ラプソディー ネイキッド
c0059851_9403291.jpg今さらですが、先日、RCサクセションの『ラプソディー ネイキッド』を借りてきました。僕はリマスターモノとかにはあんまり興味は無いのですが、これはマジで凄いアイテムです。

まず音がメチャクチャ良い。ちょっと大袈裟な言い方をしますが、26年前に人工冬眠に入ったメンバーが、つい最近目覚めて行われたライヴを録音した、みたいな感じ。そんな印象を抱かせるほどに全く違和感なく「今の音」になってます。おそらくマルチの状態(ドラムとかギターとかが別トラックに分かれた状態)のテープが残っていたのでしょう。僕が借りたCDにはライナーノーツが入っていなかったので、詳しい情報は分からないのですが。音の悪さで定評のあるRCですが、06年現在、ロック期のRCでは最も良いサウンドで聴けるアルバムです。

実は僕はオリジナルの『ラプソディー』は、当時からあまり好きではないのです。子供心に「音がショボいなあ」と思っていたので。

そのショボさが、今回の『ネイキッド』では見事に改善されているのですが、それは音の良さだけではなく、サポートメンバー=小川銀次のギターが、オリジナルよりかなり大きな音量でミックスされているからです。これこそがオリジナルと『ネイキッド』の最も大きな違い、と言っても過言ではありません。オリジナル発売時には銀次はすでに円満ではない形でサポートメンバーを辞めていますから、その辺の事情もあって、オリジナルでは銀次のギターをかなりオフにしてミックスしたのでしょうね。子供心に感じていた音のショボさにも、それなりの理由があったのだ、と思いました。まあ、銀次のプレイスタイルの善し悪しは別ですが、とりあえずライヴの迫力は全然違います。

MCがそのまま収録されているのも興味深いです。もの凄い歓声の中、アンコールで登場した清志郎が、「ドーモありがとう! おう、自信が湧いてきたよ」というところなんか、その前の低迷時代とその後のサクセスストーリーを思うと、非常に感慨深いものがあります。

あと、最後にプレイされる「指輪をはめたい」の前に「じゃあもう最後に、オレ達がずっと前から演ってた、いちばん分厚いラヴソング」と紹介するところでは(昔のライヴのセットリストなどで以前から知っていたとはいえ)、「おいおい、この時点でもう『ずっと前から演ってた』なのかよ! もっと早くレコード出せよ!」と突っ込みたくなります。この曲が公式にリリースされるのはこのライヴの3年後、83年夏のことなのですから。

という訳でこの『ラプソディー ネイキッド』、これは通常のリマスター再発モノとは全く違うアイテムです。僕のようにオリジナルを何百回も聴いた人間にとっては、そのあまりのサウンドの違いが衝撃的です。そして初めてRCを聴く若者にとっても、「なぜ30代40代のオッサンに清志郎信者が多いのか」を、耳で理解してもらえることでしょう。
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# by tablerecords | 2006-07-06 09:43 | J-POP
自己レス:小沢健二の新譜
c0059851_7402397.jpg忘れてました。今年の頭に書いた小沢健二の新譜のサウンド予想。すでにツタヤで借りて聴いてたんですが。

結論から言えば、予想は完全に外れました。

僕の予想の主旨は「インストだとしても、メロディのはっきりした(メロディアスな)サウンドだろう」でした。

が、この『毎日の環境学』は、ヴォーカルレスどころか、メロディレスです。ソロ楽器が奏でるメロディらしきものは、ほとんどがアドリブ(だと思う)。

基本となるリズムパターンとコードリフ、ベースパターンだけが最初に決まっていて、その上に管楽器のアドリブが乗っかっている、というのが主な構造。

正直、印象に残るのは、コンガとマリンバとフルートの音色という「サウンドの雰囲気」のみ。聴き終えた後、メロディを頭の中で反芻することは非常に難しい音楽です。

ついでに言うと、小沢さんは一体、この作品でどんな役割を果たしているのか、全く分からないんですよね。それぞれの楽器のフレーズまで計算して小沢さんが作ってるなら凄いけど、恐らく偶然性に頼ってますね。バックミュージシャンを統率している「音楽監督」って感じ? 「小沢健二のソロ作品」という感じは全くしません。「中学の頃『ラヴリー』が好きでした!」っていう25才くらいの女の子が一所懸命聴いているのを想像すると、ちょっと気の毒です。

という訳で、予想は完全に外れてしまい、お恥ずかしい限りです。
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# by tablerecords | 2006-06-16 07:41 | J-POP
オフコースの「パクリ」
c0059851_1592835.jpg昨日の朝、起きてボーッとしたままパソコンを立ち上げ、iTunesのプレイボタンをクリックすると、オフコースの「さよなら」がかかります。「朝イチから『さよなら』かよ……」と思いつつ、面倒なのでそのままにしておいたんですが、ギターソロのところで「ん。これ何かに似てるな」と思い、脳内ミュージック・データベースを検索すると、すぐに出てきました。

これ、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」じゃん。

まず、ベースラインがまんまです。あと、ギターソロが途中からツインになるところ、サビ後にAメロに戻った所でドラムがお休みになってギターのアルペジオだけになるところ、とか。よく似てます。これは当然意識的なものでしょうね。

ついでに、「レット・イット・ビー」のフィル・スペクター版で聴ける「ディレイによる16分音符刻みのハイハット」がこの「さよなら」にも使われていることも発見してしまいました。やるね、オフコース。

しかし、このことについて、僕はオフコースを「パクリだ!」とか糾弾するつもりは全くありません。むしろ、よくここまで「ホテル・カリフォルニア」を日本の「ニューミュージック」に昇華させたものだ、と感心するばかりです。

最近、ネット上で些細な類似性を取り上げて「パクリだパクリだ」と騒ぎ立てるようなコピペを見かけますが(中には糾弾されて当然なほど露骨なパクリもありますが)、あんまり潔癖に「完全なるオリジナリティ」をポップ・ミュージックに求めるのはどうかと思います。

ポップ・ミュージックって、誰かがまず新しいこと始めて、それが様々なミュージシャンに影響を与えて、広がって、流行して、飽きられて、また誰かが新しいことを始めて……の永久ループ運動ですよね。

なので、あんまり「パクリ」にこだわるよりも、「あー、この人、あの曲から影響されたんだー」っていう関連性を楽しむのが、ポップ・ミュージックの聴き方の一つなんじゃないかなあ、と僕は思います。
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# by tablerecords | 2006-06-10 15:10 | J-POP
ビリー・プレストン
c0059851_17245817.jpg「『ゲット・バック・セッション』に参加してた人」「ストーンズのバックでキーボード弾いてた人」という、それまでのビリー・プレストンに対する認識を改めたのは、実はごく最近のことです。

今年の3月頃、知人からジョージ・ハリスン『バングラディシュ・コンサート』のDVDのサンプル盤を貰ったんですが、そこでビリー・プレストンのオリジナル・ナンバー「ザッツ・ザ・ウェイ・ゴッド・プランド・イット」という曲がプレイされているんです。

ビリーのヴォーカルを聴いたのは初めてでした。思ってたよりも全然上手いのと、ダニー・ハサウェイとの類似性に驚きました。ダニーほどではないにせよ、フレーズの最後に余韻を持たせるところと、ノドの使い方が似てる。

この『バングラディシュ・コンサート』は71年で、ダニーの有名なライヴ盤と同じ年ですから、この新しい唱法が、黒人の間で同時発生的に広がっていたことを伺わせます。スティーヴィー・ワンダーも同様の唱法です。いわゆる「ニューソウル」ですね。これを聴いて、ビリー・プレストンって、当時を象徴する新世代の黒人シンガーだったんだなあ、と認識を改めた訳です。

この曲のラスト、感極まってステージ最前列に飛び出す直前のノドを絞り出すようなシャウトは、まるでK-Ciやアーロン・ホールのようで、このヴォーカル・スタイルが90年代以降のR&Bシンガーに受け継がれていくことを示しています。

まあそんな理屈は抜きにしても、ビリーの「ザッツ・ザ・ウェイ・ゴッド・プランド・イット」のパフォーマンスは素晴らしく、ジョージとボブ・ディランの共演なんかより、この曲ばかりリピートして観てました。

そして、この曲をはじめ、きちんとビリー・プレストンの作品を聴いてみたいなあ、でもiTMSに入ってないなあ、今度ツタヤで探してみようかなあ、と思っていた矢先に、彼の訃報を聞いたのでした。

※追記
何かと話題のYouTubeにこの映像がありました。
http://youtube.com/watch?v=VizaIB-Wwx0&search=billy%20preston
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# by tablerecords | 2006-06-09 17:27 | Black Music
キンクスの1stアルバム
c0059851_10384546.jpg今さらキンクスの1stアルバムを借りてきました。

友人が最近、「キンクス・ナンバー全曲解説ブログ」を開設するという暴挙に出たことがきっかけです。今まで敬遠していた1stアルバムですが、レビューを読んでいるうちに聴きたくなりました。

こちらがそのブログです。当『全てが音楽』は、このブログを応援しています。よろしくよろしく。

さて、「キンクス・ファン初心者」を自称する僕が、これまで1stを敬遠してきたのには明確な理由があります。

それは『シングル・コレクション』で聴いたデビューシングル「ロング・トール・サリー」。

こうしてファンになった今でこそ、「ああ、レイ先生にもこんな時代があったんだなあ。しかも何か楽しそうに歌ってるし」と好意的な感想も浮かぶのですが、客観的に聴けば、どうみてもアレです。いやもう、最初に聴いた時はある意味、衝撃的でした。

「ロング・トール・サリー」を聴いた人間が、収録曲の半分以上がR&Bカヴァーなどというアルバムなんぞ聴いてやるものか、と思ったとしても、これはもう誰にも責められません。

と、前置きが長くなりましたが、一曲目の「ビューティフル・デライラ」で先入観が吹っ飛びます。メチャクチャ演奏がイカしてます。ハッキリ言って、バンドとしては同時期のストーンズより上手いです。リードギターって恐らくデイヴが弾いてるんだと思うんですが、当時17才とは思えません。キレまくりで、マジで当時のキースより上手い。友人の解説によるとドラムはセッションドラマーが叩いているらしいのですが、このリズムのキレも相当なもんです。

オリジナル曲以外は、ほとんどがツービートの「ハイヒール・スニーカー」調で、これもなかなか統一感があって聴かせます。ヒップです。むしろ超有名大ヒット名曲「ユー・リアリー・ガット・ミー」がちょっと浮いてる感すらあります。

とはいえ、今となってはこのアルバム、「『ユー・リアリー・ガット・ミー』が入っている」「当時のUKシーンの雰囲気が伝わってくる」という価値しかないかもしれません。

が、「リヴェンジ」という1分半のインストはちょっと面白い。「カッコいいビートの反復」っていうスタイル、これは60年代UKロック云々など関係なく、今の若い人に受けるような気がする。キンクスにおける「トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ」的存在、とは言い過ぎか。
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# by tablerecords | 2006-05-26 10:40 | UK Rock
スネアの音
怒濤の音源upラッシュ! といっても、お手伝いしているHip-Hopユニットさんの新曲ですが。

今回、ミックスが終わったのを聴かせたら、普段は割と何にも言わない彼らから、珍しくダメ出しされました。

それは、スネアの音。「原音よりも迫力出してください」なんてリクエストされてたので、思いっきりコンプで残響を持ち上げてみたんですよ。そしたら、懐かしの80年代みたいになっちゃって。

これです(4小節の短いmp3ファイル)

しかし僕にはもうどんなスネアの音が流行ってるのか分からないし、ましてやHip-Hop的に好ましいスネア音なんて見当がつきませんから、そのまま聴かせてみたら、やっぱりダメでした。

やっぱこういうスネアは、若い彼らには非常に抵抗感があるんだろうなあ。実際、ネットの掲示板で「80年代の音楽は、スネアが異様過ぎて聴けない」みたいな若い人の書き込みを、良く見かけます。

80年代は、スネアにいかにカッコいいリヴァーブをかけるか、が勝負みたいな時代でした。あのプリンスのサウンドだって、そんなことを考えながら聴くと、ちょっとヘンな感じです。

ずいぶん前から「これからは80年代リバイバルだ!」なんて言われつつも、なかなかやって来ないのは、やはりこの異様なスネアの音がネックなんでしょうね。

という訳で、最終的に仕上がった完成バージョンは

こちら!

ちなみに、今回はアウトロのエレピのソロを弾いてみました。
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# by tablerecords | 2006-05-17 14:01 | My Work
楽曲アップ
c0059851_16471266.gif3年ぶりに女の子voのユニット、「ジョルジュ サンド」の新曲をアップしてみました。

実は去年の2月にはほとんど出来てたんですけど。その頃、オウテカとかラリプナとかにどっぷり浸かってたんで、「こんなんじゃ全然甘いぜ!」と、自分でダメ出ししてました。もっとバリバリにエレクトリックでインダストリアルな感じにしようと思ってたんです。

が、この前、車でiPodをランダム再生してたら、たまたまこの曲のデモ版がかかったんですが、その時「いいじゃん、これ」って思いまして。んで、1年前のデモ版のバランスをちょっと整えて、確定バージョンの完成、となりました。

曲名は「Pain in my heart」。オーティス・レディングのあの曲とは関係ないです、すみません。

楽曲的には、ほとんど展開がありません。歌詞にも意味はありません。最近(といってもここ2年くらい)は、そういう気分です。

テケテケ〜チキチキいってる金属音がエレクトロニカっぽいと思うのですがいかがでしょうか。32分音符なんて、生まれて初めて使ったような気がします。

何にせよ、実に久々の楽曲アップですので、聴いていただけると非常に嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

http://www.motherlode.jp/tablerecords/paininmyheart.mp3

歌詞はこちら
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# by tablerecords | 2006-04-25 16:48 | My Work
国家認定ヴィンテージ
ご存じの通り、4/1から中古の家電製品にも「PSEマーク」の表示が義務づけられるようになりました。

が、施行前に反対の署名運動(僕も署名しました)が起こったためか、経済産業省は「ヴィンテージ楽器は『PSEマーク無し/検査無し』で売っても良い」という解釈を示します。具体的には、3/14以下の文書を公式に発表しました。

3.特別承認制度(いわゆるビンテージもの関係)
いわゆるビンテージものと呼ばれる電子楽器等については、希少価値も高く、絶縁耐力試験を含む自主検査について心配する声も存在する。また、こうした電子楽器等は取扱いに慣れた者の間で売買される蓋然性も高いという特徴を有する。このため、下記の要件を満たす場合には簡単な手続で売買ができるようにする。
ⅰ)電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼付器、写真引伸機、写真引伸用ランプハウス又は映写機のいずれかであること。
ⅱ)既に生産が終了しており、他の電気用品により代替することができないものであって、かつ、希少価値が高いと認められるものであること。
(以下略)

アホっす。こいつら、本気でアホっす。日本の役人って、もうちょっとマシな人たちだと思ってました。

・他の電気用品により代替することができないもの
・希少価値が高いと認められるもの

↑こんな思いっ切り主観的な基準、あっという間に形骸化するに決まってます。しかも、なぜこの特別承認制度が、音楽と映像関係の製品限定なのかも、まったく理解できません。音楽と映像関係の製品だけが「取扱いに慣れた者の間で売買される」からなの?

この「ヴィンテージものOK」というアナウンスの後、さらに経産省は「ヴィンテージに該当する製品リストを発表する」と言いました。俺は信じられなかったね。つまりこれは「日本国家認定ヴィンテージ楽器」の誕生ってことですから。

しかし経産省はやりました。リストの発表は3/30。リストはこちら。pdfファイルです。記念にダウンロードすることを強く推奨します。経産省職員が打ち立てた、歴史に残る愚行の金字塔です。

さて。さっそくリストをチェックした結果、僕のウチにもありました! 栄光の「日本国家認定ヴィンテージ楽器」が!
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マイ・ファースト・シンセ。YAMAHA CS-5です。今ならフリーのソフトシンセでも「代替」できるようなショボいモノシンセですが、これも国家がヴィンテージ認定してくれました。どうもありがとう。
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マイクプリ。「TUBE」と「MP」の間の窓から真空管がオレンジに光っているのが、経産省の役人にはヴィンテージに見えたんでしょうか?(まあ、100%現物どころか資料にも目を通していないでしょうが) しかし、これは今回の規制の対象外、ACアダプター駆動なんです。残念。
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8trカセットMTRのTASCAM488と国民的シーケンサQY20。そういや昔、ゴリラーズはこの組み合わせでやってたんだよなあ。国家認定ヴィンテージ機材使ってたんだもんな、そりゃいい音なのも当然だよな……なんて。
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そしてコレ。ヤフオクで落としたスプリング・リヴァーブ。しかし残念! これは日本国家的にはヴィンテージではありません! これがヴィンテージじゃなかったら、何がヴィンテージなのか、って感じですけどね〜。

経産省によれば、リスト外の機材でも、申請して承認されれば、規制対象外のヴィンテージになるそうです。しかし、このリストを見る限り、「他の電気用品により代替することができないもの」「希少価値が高いと認められるもの」なんて全く考慮されていないことは明らかであり、申請が却下されることはまずないでしょうから、最終的にこのヴィンテージリストは、「現在生産中止である全ての音楽・映像機材リスト」になるはずです。なんと無意味な制度なんでしょうか!
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# by tablerecords | 2006-04-11 23:10 | others
100kmラン
もはや開き直りました。今日だけここは自転車ブログだとお考えください! しかも長いです! すみません!

昨日、自転車で100km走ってきました。

「一日で100km走る」というのは、自転車歴わずか半年でロード乗りになってしまった自分にとって、まず第一に達成しなければならない義務だと思いました。それに、50km程度ならかなり余力を残して走れるので、大丈夫だろうという判断もあります。という訳で、ロード歴10日目にあたる4/1(土)、決行です。

まず行き先の設定です。初めての100kmランですから、車や信号などに気を遣わなくてもいい自転車専用の道=CR(サイクリング・ロード)に絞って考えます。気が付くと三週連続で多摩CRを走っている俺なので、今回はパス。となると、以前から考えていた「荒川CR」に自動的に確定です。

しかし、100km走るってだけの目標では味気ない。もう一つモチベーションを持たせます。高校時代の友人で、ローディのTET氏の3/28付ブログを読むと、「荒川CRの上流にある『さくら堤公園』に行ってみたけど、まだ全然咲いてなくて残念」的なことが書いてあります。こりゃ、ナイス下見です。恐らくこの週末なら満開のはず。距離的にも片道50km程度でバッチリ。こうして前日には、目的地も確定しました。

地図です。一般道の最短距離表示なので、実際のルートとはだいぶ違いますが、距離感はだいたいこんな感じです。
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さて当日。朝9時に自宅を出発。今までの経験上、休憩なども含めて1時間に走れる距離は15km程度ですから、4時頃帰宅できる計算です。

という訳で、自宅から環八を北上していくと15kmで笹目橋に到着。橋の手前で左に折れると川が見えてきます。
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「おおっ! ここが荒川かっ!」と衝動的に写真を撮りますが、よく考えたら荒川がこんなにショボい小川な訳がありません。この橋を渡った先の右側に見える土手こそ、荒川CR。走り出しは順調です。風はほとんどありません。で、小一時間ほど走っていると……。

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Σ (゚Д゚;)いきなり土手で牛が草食ってます。ナニココ? 多摩サイとは雰囲気が違うな〜。

その後、R16を超えた所で迷う。自転車がほとんど走ってません。間違ったか?
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ここにも牛が……ピナレロとツーショット。

ここでTET氏に電話で救援要請。指示に従い、入間川CRに入ります。荒川沿いのCRって入りくんでて、初めてだと迷ってしまいます。
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入間川CRは、今回一番景色が良かったところ。荒川CRつったって川なんてほとんど見えませんでしたからね。菜の花とか咲いてて、きれいです。

なごみつつも30km/hペースで快調に走っておりますと、土手の左下の方に、何やらTET氏のブログで見覚えのある風景が。ここは「荒川の聖地」と呼ばれているらしい「ヤジマ」ってポイントではないか? 念のため、再度TET氏に電話。「あのさ、何かヤジマっぽい場所に着いたんだけど」「自転車が高いところに飾ってある?」「あるある。あと紅白の垂れ幕があるよ」「あ、そこヤジマ。おめでとう」。ありがとう。
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僕的にはここも目的地の一つだったので、ちょっと感動しました(しかし、「ヤジマ」がいったい何を意味する場所なのか、未だに分かりません……)。ここからさらに数キロで、最終目的地のさくら堤公園に到着です。

しかし! 都内では満開のはずの桜ですが、なぜか三分咲き程度。やっぱ山の方だから?

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ここで、TET氏のブログにあった写真↑の場所を、記憶を頼りに探すと、すぐに見つかりました。

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ここだ! 桜を満喫できなかったTET氏に代わってリベンジを果たしたかったところですが……ほとんど状況に変わりはありませんね。リベンジ度30%。

という訳でここで折り返しです。この時点で58km。あとは帰るだけ、余力はまだ残ってます。しかしR16から荒川CRに戻ったあたりで、若干の向かい風です。このわずかな逆風が、へたり気味の僕の体力を容赦なく奪っていきます。漕いでも漕いでもスピードは25km/hを超えません。80kmを走ったところでバテて小休止。地図で現在位置を確認すると、まだ川越あたり……この辺からは、サイクリングを楽しむ余裕など、完全に無くしてます。やっぱ、川沿いのCRを気分良く走れるかどうかっていうのは風次第なんですね。これは多摩サイでも体験済みでしたが。

そんなこんなで、なんとか帰宅したのは5時ちょうど。出発から丸8時間かかりましたね。へろへろでした。 走行距離は110km。目標は達成したものの、事前にはもう少し楽に走れる自分をイメージしていたので、あまり納得してません。「まだまだ全然ダメだな〜、オレ」って感じです。

とはいえオレは、半年前には一日の運動量が室内犬並みだった男。それが自転車で何とか100kmを走れたんだから、まあ良しとしましょう!

【4/1の記録】
・走行距離 110.60km
・車輪が回ってる時間 5:03:52
・平均時速 21.8km/h
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# by tablerecords | 2006-04-02 22:28 | others
ロードデビュー
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またしても音楽の話ではなくて恐縮ですが。

私、昨日ついにローディとなりました。

ローディとはロードバイクに乗っている人、ロードバイクとは簡単に言えば、ドロップハンドルの自転車のことです。

えーっと、ローディになるってのは、自転車乗りにとっては、これはもう、大人の階段のぼるシンデレラ。ロードに乗ってるってだけで、一目置かれる存在になってしまいます(「ロードなのに遅いじゃん!」とか「さすがローディ! 速えええ!」とかね)。

半年前から安いクロスバイクに乗っていたのですが、急速にのめり込んでしまい、「まだ早いかな」とは思いつつ、ロード購入に踏み切りました。

カメラを例にとると、コンパクトカメラでパチパチ写真撮ってるうちに、だんだんハマってきて、ついに一眼レフを買ったって感じでしょうか。中級コンパクトカメラ/クロスバイク=3〜4万円、一眼レフ/ロードバイク=10万オーバーって感じですから、雰囲気的にも値段的にも、近いものがあります。

購入したのは、ピナレロというイタリアのメーカーの、「アングリル」という車種です。金額を言うと引かれるかもしれませんが、定価は10万台半ばです。が、恐ろしいことに、これだけの金額を出しても、初心者に向けた廉価版の「入門車」「エントリーモデル」という位置付けなんですねえ、ロードバイクの世界では。

とはいえ、ロードはロード。しかもイタリアン・バイクの人気ブランド、憧れのピナレロですよ。僕がどんなに舞い上がっているか、ほんの少しでもご理解いただければ幸いに存じます。

昨日、さっそく15kmほど走ったのですが。すでにビンディングペダルと23cのタイヤ(凄く細いので、軽くスピードが出る)を経験していたので、漕ぐ力と速度の関係はそれほど変わりません。しかし、ドロップハンドルに付いているレバー一カ所でシフトチェンジとブレーキをコントロールできるというのが、今までとは決定的に違います。これは気分的にも非常に楽です。今までエンドバーとブレーキレバーとグリップシフトを行ったり来たりしてたのが、相当ストレスだったもんで。これだけで、ロードに乗り換える価値はありました。

c0059851_13445456.jpgところで最近は、こんなカッコで多摩川サイクリングロードを走ったりしております。
このサイクルジャージ、某古着屋で1900円。近ごろの若いもんは、神聖なるサイクルジャージを「ちょっと変わったカジュアルウェア」として着るらしいです。まったくけしからん話です。その調子でレーパン(一般人には何かと評判の悪いスパッツみたいなヤツ)の方にも興味を持っていただいて古着市場に出回るようになると、私どもの財布も大変助かりますので、ぜひよろしくお願いしますm(_ _)m
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# by tablerecords | 2006-03-24 13:46 | others



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