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UKウィーク
UKウィーク_c0059851_161648100.jpg先週の土曜日、古本屋で『レコードコレクターズ増刊 ブリティッシュ・ロックvol.1」を買いました。これを読みながら、一年前に友人からmp3で貰ったヤードバーズ、クリーム、ジェフ・ベック、フー、キンクス、ZEPなどの王道アーティストを聴きまくりの一週間。

短期間に集中して聴いたおかげで、ブリティッシュ・ロックの歴史というものが少し「線」になって見えてきました。

今まで僕は漠然と

60年代:ビートルズ&ストーンズ他、フーとかキンクスとか
70年代:デヴィッド・ボウイ&T-REX他、プログレとか

という単純な歴史観でUKロックを捉えていたのですが、全然違いましたね。今回のブームで認識したのは、

60年代前半:ビートポップス、ブルースのカヴァー(ほとんどのグループ)
60年代後半:ブルース・ロック(クリームとか)
60年代後半〜70年代前半:ハードロック(ツェッペリンとか)

というのが、ブリティッシュ・ロック・シーンの主要な流れだったのだなあ、ということです。どんどんサウンドがラウド(大音量)になって、ヴォーカルもハイトーンのシャウトが多用されるようになる。何でブルースのカヴァーから急激にハードロックへと変化していったのか? 実に不思議だし、興味深いです。

とはいえ、今いちばんハマっているのは、そんなシーンの流れとはほとんど無関係なキンクスだったりします。いつの間にか「Victoria」「Village Green Presavation Society」「Sittin in My Hotel」「Celluloid Heroes」あたりの再生回数が急激に上昇してるし。ヴォーカルが心地いいので、つい聴いてしまうんですよね。とりあえずキンクスはアルバム単位で聴いた方がいいらしいので、『アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡』をツタヤで借りてきて聴き込み中です。

昨日は夕方に時間が空いたので、「Drivin'」を繰り返し大音量で聴きながら、多摩川までのんびりドライヴ。撮ってきた写真がコレですが、ちょっと「ウォータールー・サンセット」みたい?
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by tablerecords | 2005-07-01 15:41 | UK Rock
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